外国から資金を集めることを目的とした、預金者が非居住者である「オフショア銀行」。資産運用の方法として知られているオフショア銀行の一つ「アジアンバンク」について、対応しているサービス内容や特徴をご紹介していきます。
オフショア銀行「アジアンバンクキャピタルトラスト」
アジアンバンクは金融大国であるアメリカの首都・ワシントンD.C.でライセンスを取得した、アジア在住のリテール向けに特化したオフショア銀行です。オフショア銀行の目的は外国から資金を集めることであり、預金者は海外口座に定期預金することによって金利が付き、資産を効率的に運用していけると言うメリットがあります。同銀行は銀行名に関する通り、アジア在住の人に焦点を宛てて口座開設や資産管理のサービスを提供しており、日本国内で資産運用を考えている人にも多くの利用者がいます。
海外に拠点を持つ銀行には、多種多様なサービス展開が見られます。アジアンバンクでは全世界のATMで利用できるデビットカードが発行されると言う特典があり、海外に赴いた際などにも手軽に預金を引き出すことができます。海外出張や旅行、留学の際にも便利である点が評判です。仮想通貨についても取り扱いがあり、取引所で仮想通貨をエクスチェンジして送金する必要がなく、口座に直接デポジットできる点なども魅力です。
アプリで簡単に資産管理
アジアンバンクの大きなメリットの一つが、WEBからオンラインで簡単に口座開設が可能な点です。海外銀行への口座開設といえば、現地に赴いたり外国語で手続きをしたりといった難しいイメージがありますが、同銀行の場合はインターネットから気軽に申込が可能です。わざわざアメリカに渡航する必要がなく、IDチェックやKYC、AMLなどの全ての手続きをオンラインかつペーパーレスで行えるのです。渡航に時間や費用を割く必要がないため、効率的と言えるでしょう。
口座開設後にはカードの利用だけではなく、銀行から公式に提供されているスマホアプリによって簡単に資産管理を行えます。ネットバンキング機能が提供されており、アプリ内でビットコインなどいくつかのポピュラーな暗号資産をデポジットすることができます。口座開設と同時にVISAデビットカードが提供される点や、国際送金が可能になるスイフトコードの取得準備が進められている点など、オフショア銀行としての強みを多く持っています。
言語サポートなども充実
日本国内にいながらオンラインで口座開設できるだけではなく、口座開設後の顧客対応や相談対応など…あらゆる場面での言語サポートもアジアンバンクの特色です。IVAと呼ばれる顧客対応のための提携サポートサービスにより、アジア在住の人が母国語で気軽に問い合わせられる環境が整っています。
英語や外国語に苦手意識を持つ人でも簡単に口座を持つことができますし、インターネットやアプリの機能を使うのに苦手意識を持っている人にも、分かりやすく親切なサポートが提供されていますよ。